なわとびを披露するアンゴラ村長(写真:つのだよしお/アフロ)

「リズムなわとび」への思いは断ち切るべき

「週刊SPA!」元副編集長で芸能デスクの田辺健二氏はアンゴラ村長の今後をこう分析する。

「にゃんこスターの代表作『リズムなわとび』のネタに韓国語字幕をつけて動画を配信しても、1万再生もいかないというのが残念ながら彼らの現状です。2人は解散しない理由として『リズムなわとび以外のネタで世に出たい』という思いが強いようですが、そのこだわりに反して、お笑い界で量産されるネタは日々アップデートされていく。もう、『リズムなわとび』への思いは断ち切ったほうがいいように思います。その点、写真集を機にアンゴラ村長の注目度が増えたのは大きなチャンス。彼女は普段会社員として生活しており、等身大の30歳としての生々しさがある。例えば個人チャンネルを立ち上げて彼女のリアルな日々を毎日配信すれば、ファン数は飛躍的に伸びるはず。にゃんこスターが『リズムなわとび』を超えるネタで勝負するのは、それからだと思います」

 アンゴラ村長がお笑いとは違った魅力を前面に押し出していけば、写真集のヒットをキッカケに再ブレークする日が来るかもしれない。

(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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