それからわずか数年の間に、携帯電話はガラケーと呼ばれるようになり、スマートフォンが普及します。
総務省の「令和3年 情報通信白書」によると、8割以上の世帯がスマートフォンを保有しているとされています。学校教育にも導入されているタブレット型端末も4割まで保有率を増やしていますが、スマートフォンの保有率はそれをはるかに上回り、すでに固定電話も抜き去っています。
その爆発的な普及とリンクするように、近年、視力に問題を抱えた子どもが増えているのです
しかも、ここ数年は、新型コロナウイルスが猛威を振るったことで行動が制限され、スマホを利用する機会がますます増加しました。そう考えると、近視の子の割合が過去最悪の結果となったのも頷けるのではないでしょうか。