「Tears In Heaven」

(2024年2月14日リリース、アルバム「JAZZ SEIKO 3」より)

「10曲目は最新アルバム「JAZZ SEIKO3」からの1曲を選びました。スタンダードなJAZZの曲を集めたものから始まったアルバムでしたが、3作目までになって、だんだん聖子さんが歌いたい曲をジャズアレンジで打ち出してきていますね。

 エリック・クラプトンのこの曲は色々な方がカバーされていますが、難しい曲ですね。このカバーを聞いたときも、聖子さんのボーカリストとしての素晴らしさを痛感しました。ボーカリストは何を歌っても、そのボーカリストの世界に引き込む。クラプトンの歌も聖子さんが歌えば、聖子さんの世界に引き込まれ、聖子さんのものになるんです。

  聖子さんは、20歳のときにビートルズのカバーを歌ったところがあるんですが、ものすごく上手で、歌い上げた曲は“松田聖子”であってビートルズは出てこないですからね。真のボーカリストですね。

『Tears In Heaven』を歌う聖子さんの歌声は優しくて、温かい。まるで天国にいる沙也加ちゃんに話かけるよう。以上、10曲、選抜させて頂きました!」

 たっぷりと10曲を楽しませてもらったが、6月から松田聖子の2024年コンサートツアー「Pre 45th Anniversary Seiko Matsuda Concert Tour 2024 “lolli pop」が始まる。どの曲を歌うのか、セットリストか楽しみでならない!

(AERA dot.編集部・太田裕子)

松田聖子のものまねひと筋の「神田聖子」
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