「みんな納得する方法ってないんで。多少、『うるせぇ』と言われても、それでもやる価値がある。やって成功しているんで。こんなに多くの方が見てくれるって、普通に選挙してたら、こんなことありえないんですよ。お母さんだって立憲の支持者の方だと思うんですけど、僕のチラシを受け取って、僕の演説を見てくれてるわけじゃないですか。メチャクチャ興味持ってくれてるわけじゃないですか。実績を作れたと思うんで、これからもこういう選挙戦略でやらせていただきたいなと思うところです」
黒川、根本両氏の“妨害”は演説会場だけにとどまらなかった。
日本維新の会の候補者、金沢結衣氏陣営のスタッフは、
「つばさの党からの襲撃がひどくて。私どもの選挙カーについてきて、ワーワー言っている。だから、写真とか動画をなるべく控えてもらっています。いろんな人が情報を向こうに伝えて、向こうから突撃されちゃったりするので。今日もカーチェイスしました。後ろからずーっとついて来るので。あおり運転に近いです」
と話した。
候補者の下で太鼓をたたきながら叫ぶ
選挙カーの上で演説する金沢氏のすぐ下で、太鼓をたたきながら何かを叫んでいる黒川氏の様子を映している動画もあった。
また、吉村洋文・大阪府知事が金沢氏の応援に入っていた日には、金沢氏と吉村氏が歩いて移動しているところに根本氏が近づこうとし、
「おい、よしむらー! 万博に使ったカネ返せ、こら」「チキン野郎が、答えられねーか?」
などと怒鳴り、スタッフが根本氏の前に入って近づけないようにすると、
「このゴキブリどもどかせ、よしむら!」とエキサイトし、罵声を浴びせ続けた。
24日は門前仲町で参政党の吉川里奈氏の街頭演説を取材した。つばさの党の“妨害”について質問すると、吉川氏はこう答えた。