「新しい家族」の由莉を抱える7歳の愛子さま
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 天皇ご一家は7日、栃木県の御料牧場での静養を終えて帰京された。公務のために日々、忙しい皇族方。家族と過ごす貴重な時間に見えた「日常」の様子を振り返る(この記事は「AERA dot.」に2023年8月21日に掲載された記事の再配信です。肩書や年齢等は当時のもの)。

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 21日、天皇ご一家は那須御用邸(栃木県)でご静養に入られた。天皇、皇后両陛下の長女・愛子さまがお生まれになったころから皇室番組の放送作家を務めるつげのり子さんに、夏休みも終わりにさしかかったいま、愛子さまの夏のエピソードを明かしてもらう。そこにはハプニングあり、笑いあり、なんとも愛子さまらしさあふれる夏の思い出がいっぱいだ。
 

 天皇ご一家が、まさかの夏の海へドボン! 成年皇族の仲間入りをされたときの記者会見で愛子さまは、ご両親との思い出について記者から質問されて、こう答えている。

「静岡県の下田市にある須崎御用邸に行き、海で泳いでいるときにきれいなお魚の群れを発見して、皆で観賞しましたり、また須崎の海はほとんど波のない穏やかな海でございますけれども、サーフボードを海に浮かべてそこに3人で座る挑戦をして見事に全員で落下した思い出など、お話しし始めると日が暮れてしまうかもしれません」

 ユーモアあふれる愛子さまの言葉を借りるならば、「お話しし始めると日が暮れるほど」あるという夏のハプニングだが、放送作家のつげのり子さんが、愛子さまの夏の思い出で真っ先にあげるのが愛犬・由莉(ゆり)とのエピソードだ。

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子犬・由莉は8月にはおっきくなっていた