作年リリースの3rdアルバム「The Name Chapter:FREEFALL」は「Billboard 200」に3位で初登場した/(P)&(C) BIGHIT MUSIC
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 世界的に活躍する韓国発5人組グループ、TOMORROW X TOGETHERが、日本で初めてとなるファンライブ「2024 TXT FANLIVE PRESENT X TOGETHER JAPAN EDITION」を開催した。ライブの4日前にデビュー5周年を迎えたばかりでもあり、印象的なライブになった。

【写真】ステージに立つTOMORROW X TOGETHERのHUENINGKAI.

 ファンソング「MOA Diary(Dubaddu Wari Wari)」を歌いながら、アリーナ客席エリアを歩いてSOOBIN、YEONJUN、BEOMGYU、TAEHYUN、HUENINGKAIの5人が登場した。

 早速のサプライズに、MOA(TOMORROW X TOGETHERファンの呼称)から悲鳴のような歓声が上がる。

 この日を待ちわびたMOAたちの手をタッチしながら、伸びやかな歌を披露する5人はとてもうれしそうだ。「君と僕の夢時間 永遠にMOA」という歌詞が、ここからの夢のような時間を約束するように響いた。TAEHYUNのハイトーンボイスが響き渡り、一気に場内の温度を上げた。金テープが飛んだ。

 BEOMGYUが「今日はサプライズが何度もあるので楽しみにしていてください」と話すと、大歓声が上がった。

 トークコーナーで、「どんな時にMOAの愛が感じられるか」という質問に対し、SOOBINが「他人のために何かを割くことが愛なんだという言葉を聞いたことがあります。ただ僕に会いに来てくださるだけでもありがたいことなのに、MOAは韓国語を準備してくれるなんてとても愛らしいし感動的です。だから僕もMOAの皆さんに真心を伝えたくて日本語の勉強をしていますが、いつもたどたどしくなってしまうのが悔しい」と話すと、客席から韓国語で「大丈夫」を意味する「ケンチャナ!」という声が上がった。それに対し、SOOBINが日本語で「(僕の日本語は)大丈夫ですか?」と問いかけるという、愛のあるやり取りが行われた。

 HUENINGKAIが「MOAとの優しい関係の始まり」として挙げたのは、日本デビューショーケース。日本語とイラストで構成された絵日記を見せながら、幸せな思い出を作ってくれたMOAに感謝を伝えた。

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