2023年2月の誕生日ショットはこちら!(天龍源一郎オフィシャルInstagramより)/天龍源一郎イベント情報■2024年2月2日に74歳を迎える天龍源一郎の誕生日スペシャルイベントを開催!「天龍源一郎BirthdayスペシャルPOPUPイベントinふくい南青山291」【日程】2月17日13〜18時まで(ふくいアンテナショップ291営業時間とは異なる)天龍源一郎サイン&撮影会17時〜/2月18日営業時間12〜17時まで(ふくいアンテナショップ291営業時間とは異なる)天龍源一郎サイン&撮影会16時〜【場所】ふくい南青山291 1Fイベントスペース/チケット料金:2,000円(サイン会&撮影会参加券)ご来場や商品購入のみは無料/大会情報、チケットのお求めは天龍プロジェクト各種SNS、HPなどでご確認いただけます。◆天龍プロジェクト公式Webショップhttps://www.tenryuproject.jp/

 新日本プロレスのリングでデビューし、SWSに来たんだけど、結局「来てやった」が捨てられなかったようだ。

 北尾に受け身とか試合運びを教えると「天龍さん、俺が一気に力を出したら相手はぶっ壊れちゃいますよ」ってそればっかりで、真面目に練習しないんだから。「客にショー的な部分も見せて初めてプロレス、初めてプロレスラー北尾だ」って何度言っても分かってくれなかったね。

 会社の移動バスに乗っても「長いんだよバスは! キツいんだよ!」って、俺がいないとしょっちゅう文句を言っているんだけど、俺がバスに乗っていると大人しい(笑)。

 そんな北尾を少しでもカッコつくようにしたかったんだけど、最後までうまくいかなかったよ。だから新日本でも長州力と揉めたんだろうな……。

 長州もなかなか北向きな性格だろう。絶対に折れないし、彼は北向きに“すっとぼけ”も入っているし、なんといっても商売人だ。やっぱり俺と違って大学を出ているから計算ができるんだ。

 そもそもプロレスラーは、北向きうんぬんと言うまでもなく、お互いの粗探しをしているもんだ。お互いの粗を探して、けなして、それで気分だけは優位に立っているのがプロレスラーってもんだ。

ジャンボ鶴田に優位に立とうと

 俺だって、ジャンボ鶴田にいろいろな面で負けているとき、仲間を大切にして飯をご馳走したりして「俺はジャンボほどケチじゃない! 負けていない!」って優位に立とうとしていたこともある(笑)。

 相撲でもう一人、北向きといえば、多分、朝青龍もそうだったんじゃないかなぁ。朝青龍に限らず、モンゴルから来た人は日本の相撲になじんで、よく横綱、大関までいくよね。日本語も覚えて、よく順応していると感心している。

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「この野郎、北向いてんのか!」