そんなときは、「こんなことも決められないなんて、嫌だな」などと思わず、「いまは自己肯定感が低いとき」と現状を認めて、自分を許してあげましょう。そして、前の日の夜のうちに、着る洋服を決めておくことです。

 自己肯定感が高いときでも、翌日の洋服を決めておくことは、決断力を磨くことになりますし、朝に無駄に悩む時間が減るので、自己肯定感はより高まります。

 米国アップル社の共同創業者スティーブ・ジョブズ氏は、公的な場での洋服はいつも同じでした。それからもわかるように、毎日の洋服選びはメンタルに大きな負荷がかかるものなんですね。可能なら、クローゼットに7本のハンガーをかけ、1週間分の洋服を用意しておくというのもいいですね。

(構成 生活・文化編集部 森 香織)

中島輝(なかしま・てる)さんは、作家で心理カウンセラー。自己肯定感アカデミーとトリエ(torie)の代表でもある。独自の自己肯定感理論の重要性をすべての人に伝え、自立した生き方を推奨することをミッションに活動中
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