軽妙なトークで楽しそうに観客を楽しませていた(撮影/上田耕司)

睡眠時間は1日「2~3時間」

 すでに、自身が監修している店舗も埼玉県の北戸田駅近くにあるという。

「『もんじゃお好み焼 じゅうじゅう』という店です。昨年4月に20年の歴史を持つ店をリブランディングをしたんですが、それまでは月商200万~300万円だったのが、1000万円くらいになった。僕はもんじゃ焼きを死ぬ気で本当においしくしようと思っている。もんじゃ焼きを他の人がやらないレベルで考えています。たとえばもんじゃ焼きのキャベツのカットとかサイズを全部編集し直して、作り方とかも、全部にこだわるとめちゃくちゃうまいものができる」

 以前にも増して精力的に働こうとする意欲がうかがえるが、1日の睡眠時間を問われると「2~3時間」と答えた。睡眠時間を削ってまでやりたいことがあるようだ。

 その後も、サムギョプサル、ビーガン料理、3000円のシャケ定食など、アイデアがポンポンと出てきて止まらない。聴衆から「どうしてそうやって直感的にしゃべれるのか」と聞かれるとこう答えていた。

「たとえば、ペットポトルをこの形状で飲んだら気持ちいいなとか、こういう椅子に座ったら気持ちいいなとか、1つの物事に対して、真剣に感じ取って入れていく。直感を出すための準備ってインプットなんですよね。前後の情報の中から1個導き出している人と10個の情報の中から1個導きだしている人とでは精度が違う。だから、お客さんが来たら、服、バック、靴を見て、そういうところから会話を考えていく。常にフル稼働していますね」

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