遊撃は文句なしで坂本(巨人)。通算2321安打、首位打者、シーズン40本塁打、ゴールデングラブ賞5度と、現役でありながら「史上最高遊撃手」の誉れ高い。24年から三塁手に転向する。
外野はまず柳田(ソフトバンク)。首位打者2度、「打率3割、30本塁打、30盗塁」以上のトリプルスリーも記録。昨年も最多安打、打率3位、打点2位。現在、通算1542安打だ。通算2000安打に届くか。秋山(広島)はシーズン216安打の日本最高記録を持つ。現在、日米通算1636安打だ。梶谷(巨人)はDeNA時代に盗塁王。FA移籍してからは今一歩だが、もう一花咲かせたいところだ。
【3】1976年生まれ/WBC優勝の正捕手・里崎、城島。「赤ゴジラ」も
【評】渡辺と里崎(ともにロッテ)は第1回2006年WBCのバッテリー、第2回09年WBCの正捕手は城島(当時・マリナーズ)だった。
斉藤(巨人)と紀田(横浜)は、横浜高時代の同級生だ。二岡(巨人)は「右方向に打たせたら、右に出る者なし」と言われるほど、流し打ちの打球がスタンドまで伸びた。
赤星(阪神)は盗塁王5度、ゴールデングラブ賞6度。嶋(広島)は、投手から打者転向して首位打者獲得。背番号55の松井秀喜(巨人)にちなんで「赤ゴジラ」と呼ばれた。