【2】1988年生まれ/200勝を狙うマー君、2000安打を狙う柳田・秋山
【評】いわゆる「ハンカチ世代」である。高3夏の甲子園で斎藤佑樹(日本ハム)と投げ合った田中(楽天)は、「日米通算200勝」まで残り3勝に迫った。同様に前田(タイガース)は残り38勝である。広島時代の前田も大野(中日)もノーヒットノーランを記録している。
メジャーを経験した澤村(ロッテ)だが、日本では守護神として巨人時代に「最多セーブ」のタイトルに輝いている。石山(ヤクルト)もシーズン30セーブ以上の実績があるし、増田(西武)は通算200セーブまで残り6だ。
捕手の會澤(広島)は、2016年からのセ・リーグ3連覇に貢献した。
一塁はT-岡田(貴弘=オリックス)。10年に岡田彰布(現・阪神監督)がオリックス監督に就任したことからニックネームを募集。そのシーズン、高卒プロ5年目にして本塁打王に輝いた。
二塁の安達(オリックス)は、いぶし銀のプレーヤー。
三塁の宮埼(DeNA)は、安達同様、高校時代は無名校の出身ながら大学・社会人を経てのプロ入り。首位打者、ゴールデングラブ賞を2度ずつ獲得している。