では、4つの中から自分に合う避難拠点をどう選べばいいのか。フローチャートで説明したい。

自宅外で被災したときの「避難生活拠点決定チャート」

 自宅以外の場所で被災したら、まずは自宅に戻るまでの間、どこで過ごすのかを決める必要がある。

写真・図版(2枚目)| 〈能登半島地震で考える我が家の防災〉被災したらどこで避難生活を送るべき? 自分を守る避難場所を冷静に判断するポイント

 無事に自宅に戻ることができたら、次のチャートに沿ってもう一度、避難拠点・形態を決めていく。

自宅で被災したときの「避難生活拠点決定チャート」

 災害発生を自宅で迎えた場合、身の安全を確保してから状況を見極める。ポイントになるのは、「自宅に被害や二次災害の危険がないか」「自力で生活できるのか」の2つだ。

写真・図版(3枚目)| 〈能登半島地震で考える我が家の防災〉被災したらどこで避難生活を送るべき? 自分を守る避難場所を冷静に判断するポイント

 気が動転して冷静な判断ができないことを想定し、2つのフローチャートをスマートフォンに保存しておくことをすすめたい。

(構成 生活・文化編集部 端 香里)

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