「ゴースト血管」を予防しよう
ぼくが毎週出演している佐賀県えびすFMの「しあわせの処方箋」というラジオ番組に、「足の指先が冷たくジンジンして、指先が真っ白になることがある」という70代女性からの相談がありました。
2つの理由が考えられます。交感神経の過緊張によって血管が収縮し、血液の流れが悪くなっているか、血管が老化して血流障害を起こしているか、です。
血管の長さは10万キロメートルといわれ(地球2周半!)、その99%が毛細血管。この毛細血管が、血管があるのに血液が流れない「ゴースト血管」になると、冷えやむくみ、肩こり、動脈硬化や高血圧、脳梗塞などにつながります。
さらに怖いのが、脳の毛細血管がゴースト化すると、脳の老廃物・アミロイドβのそうじができなくなり、アルツハイマー型認知症の原因になることです。