また、秋篠宮家がなぜここまで学習院を避けるのかも疑問に感じているという。
「最近はAO入試も盛んなため学習院女子高等科を卒業しても学習院大学への進学率は半分くらいという現実もあります。だから、眞子さんが国際基督教大学(ICU)に挑戦して、進学したのは、わからなくもない。しかし、佳子さまは、学習院大学に進学しておきながら、2年でICUに入り直しました。仮面浪人で学習院大学に籍を置いていたということ。一般のご家庭でしたら『浪人してICUに行けば!?』ですよね。さらに、佳子さまが入られたのは当時、学習院大学の新設学科(文学部教育学科)で一期生として期待をかけられていたと思います。それをICUに入り直すって、そもそも学費はどこから支出されているのかという点からも、ちょっと違うのではと思ってしまいます」
秋篠宮家でいえば、長男の悠仁さまは現在、筑波大付属高校に通われている。
「悠仁さまは東京大学への進学を希望しているなどの報道はありますが、一般のご家庭のお子さんたちだって東大に行きたい人はたくさんいます。もし、皇族だからといって、特別なルートで東大に入れることができたとしたら、ノブレス・オブリージュの価値観とは全く逆。少なくともそういう世論があるのに、周囲の皆さまは秋篠宮家に伝えていないのか、伝えていたとしたらなぜ理解しないのか」
藤澤氏は秋篠宮家が学習院を避けているのを肌で感じることがあるという。
「学習院には幼稚園から大学院まで全ての卒業生が入る『桜友会』、学習院女子大学には『草上会』、学習院女子高等科は『常磐会』があります。明治時代の1895(明治28)年に創設された『常磐会』は会報誌『ふかみどり』を5年に1回発行していて、創刊は1910(明治43)年です。皇族の方々もこの会報誌に自身の動向や御歌、寄稿をされます。最近の寄稿では、三笠宮彬子さま、高円宮承子さまの職場での近況報告がありました。しかし、秋篠宮家からは眞子さん、佳子さまからの寄稿はこれまで一切ありません」