現役引退後には先述のように株式会社斎藤佑樹を設立、「野球未来づくり」に関する活動を行っている。中でも一番興味を持っているのは自前での野球場建設だという。
「日本ハム在籍中の恩師で元侍ジャパン監督だった栗山英樹氏の影響も強い。栗山氏は北海道栗山町に土地を購入、栗の樹ファームという少年野球場を自前で建設した。映画『フィールド・オブ・ドリームス』を地で行く人生は野球人にとって究極の夢かもしれない」(日本ハムOB)
野球場建設については少しずつ現実味を増しているようだが、まだ他にも“目標”がある。それが現場への復帰だ。
「他にもハンカチ製作をしたり様々なビジネス展開をしているが球界への強い思いもあるようです。時間を見つけてグラウンドに顔を出し現在進行形の野球を勉強している。指導者としての現場復帰も頭のどこかにあるはず」(在京テレビ局スポーツ担当者)
「僕もいつか現場に関わりたいという気持ちもありますし、現場の感覚をなくさないよう勉強しています」(11月8日付「東スポWEB」)と本人も現場への思いは隠そうとしない。そうなると誰もが期待するのは古巣・日本ハムでの監督就任だ。
「数年後の現場復帰は考えられる。すぐに監督就任はありえないが二軍のコーチなどから指導者としての勉強を始めた先の可能性はゼロでない。故障で苦しんでいた際も体の仕組みや投球メカニックを必死に勉強していた。指導者の資質は十分に持っている」(日本ハムOB)
監督に就任するとなれば球団の方向性も大きく関わる。エスコンフィールド北海道の開場前年に新庄剛志監督を招聘したのは、知名度の高さが必要だった部分が大きい。球団が今後も同じように営業面を重視するならば“斎藤監督”が生まれる可能性もないとは言えない。
「日本ハムは今シーズン途中に勝てるチームになる雰囲気も漂わせていた。新庄監督は来季の優勝を公言している。しかしうまくいかなかった場合は、ビジネスにより特化した球団経営に舵を切るかもしれない。そうなった場合は注目を集められる斎藤監督の誕生も現実味を増してくる」(日本ハム担当記者)