現実の社会なら周囲の目もあり、自制が働きやすい。しかし、ネットの世界は異なる。

「SNSで怖いのは、相手を批判する自分の行いに正当性を見つけやすいという点です。強い批判的な意見を書いた当初は罪悪感があっても、賛同するコメントが書き込まれたり、同じような意見を目にしたりすれば、『自分は正しい』という思いが強固になります」
 

 そして、天皇や皇族も人間である以上、叩かれ続ければ精神的な傷を負うのは当然だ。

「人間は、よいことよりも悪いことのほうが記憶に残りやすい。『批判は気にしない』と思っていてもダメージを受ける。批判にさらされ続けば佳子さまも、姉の小室眞子さんが複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたように、うつの症状などが出てもおかしくはない」
 

 皇室は、国民から敬愛される一方、強いバッシングも受ける存在だ。そのなかでも秋篠宮家は、長女の小室眞子さんの結婚騒動に端を発し、多額の税金をかけた宮邸の改修工事などの「火種」を抱えている。そのような状況だが、佳子さまにはその笑顔を絶やさないでほしいと願うばかりだ。

(AERA dot.編集部・永井貴子)

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