ペルーから羽田空港に到着した秋篠宮家の次女佳子さま。疲れた様子も見せず、笑顔であいさつをしていた=11月10日、東京・羽田空港
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 多くの皇室の公務をこなし、メディアに登場する機会が増えている秋篠宮家の次女佳子さま。しかし、SNSなどでは否定的な書き込みも目立ち、佳子さまが秋篠宮家や天皇制に対する批判の矢面に立つ格好になっている。そして、皇室側から「反論」するような動きも見られない。天皇制に対する賛否はともかくとしても、なぜ佳子さまら個人に対する批判が止まないのか。

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 今月1日から10日まで、ペルーを公式訪問した佳子さま。その様子がニュースで報じられるたび、その記事のコメント欄やSNSには、厳しい言葉が繰り返し書き込まれた。

〈「視察という名の」海外観光旅行おつかれさま〉

〈どれだけの税金が投入されているのか〉

 佳子さまは4日、世界遺産のマチュピチュ遺跡を視察。

「すごく壮大な景色で、写真では拝見したことがあったのですが、この場に立ってみてみると、おーという感じがすごくします。何かすてきな空気を感じます」

 同行記者に感想を求められ、そのように返した佳子さまの言葉に対しても、

〈「おーという感じがすごくします」って、28歳の語彙(ごい)力とは…〉

 などと書き込まれた。

 首都リマでは、ペルーの手話でろう学校の子どもたちと接し、ペルー初の女性大統領であるボルアルテ氏も表敬訪問。忙しい日程をこなして帰国した。

〈佳子様お疲れ様でした。あのハプニングでよく頑張った!帰国したらゆっくり休んで下さいね。〉

〈佳子さまの笑顔はこの疲弊した日本に唯一の希望の光です〉

 そんな好意的な反応も、真逆のコメントに押され気味だった。
 

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