彼だけじゃないですよ。ミレイさんと同じように、(無能な)上司と(無責任な)天下りから被害を受けていると思われる人と話してみることも大切です。いろんな人と話して、(無能な)上司や(無責任な)天下りのことを共に嘆くだけでも、気持ちは楽になります。また、ひょっとしたら、(無能な)上司や(無責任な)天下りのコントロールの仕方とかスルーの仕方が聞けるかもしれません。「天下りはもうすぐやめる」なんていう素敵な情報が集まるかもしれません。

 ミレイさんのように僕も中学時代、先輩・後輩関係で苦しみました。

 僕は、ソフトテニス部でしたが、一番上の学年になって、周りが後輩に威張り始めた時には、部長に「そういうことはやめないか」と提案しました。それは、僕に勇気があったからではなく、部長が話を聞いてくれそうな奴だったからです。ミレイさんの吹奏楽部のように、とにかく威張る奴が何人かいて、話も通じそうになかったらやめていたかもしれません。

 心を閉じてロボットになったり、やめたりする前に、とりあえず、いろいろとあがいてみる、という方法もあると思います。

 ミレイさん。僕が提案できるのは、この3つです。どうですか?

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