「本宅の40万円の家賃から光熱費、家族のケータイ代、生命保険料まですべて麻世さんの口座からの引き落とされていたことが、提出された預金通帳から明らかになった。それとは別に、カイヤさんは離婚訴訟中も繰り返し、麻世さんに『息子の入学金が足りない。100万円振り込んで』などとメッセージしていた。麻世さんは『息子の試験代が必要と言われて50万円、カイヤに渡したのに、息子に『試験がんばれよ!』とメッセージしたら、『なんのこと?』って返ってきた……と、あるときボヤいていました(苦笑)』(同)
高裁でカイヤに「財産分与として約6600万円を麻世に支払え」と言い渡されたのは、これらのため。
当事者は裁判結果をどう受け止めているのだろうか。
カイヤの所属事務所関係者は「こちらの主張が認められなかったのは残念ですが、カイヤとしても早く離婚を成立させたかった。子供に負担をかけたくないという思いがあったからです。だから、上告する気もまったくなかったようです」と話す。
川崎を直撃すると、取材に応じた。
――離婚が成立してどんな気持ちですか?
川崎「ブログに書いたとおりなんですけど、すべての空気が新鮮に感じられる。還暦を迎えた年に再スタートを切れるのは嬉しいですね」
――6600万円支払うよう判決が下されましたが、そのお金はちゃんともらえそう?
川崎「それは彼女次第ですね。ブログを見ると難しい感じですが……」
――ブログを見たということは、未練があったり?
川崎「いや、ありませんよ。友だちが『変なこと書いてたよ』って、いちいち報告してくれるから、覗いてみただけ。彼女に対して未練はまったくありません」