お騒がせ夫婦としてたびたび世間を賑わせた川崎麻世(60)とカイヤ(61)の離婚がついに成立した。9月20日、東京高裁は300万円の慰謝料を求めたカイヤの控訴を棄却。川崎側の請求をほぼ認め、カイヤに対し「財産分与として6561万5309円を支払え」と命じる判決を下した。カイヤ側からの上告はなく、6年にもわたる法廷闘争は幕を閉じた。
振り返ると、2人が最初にお茶の間を賑わせたのは1993年のこと。川崎と斉藤由貴の不倫騒動をきっかけに、お騒がせ夫婦としてブレークし、その後カイヤは複数のボーイフレンドがいることを公言する天真爛漫キャラとして話題を集めた。
カイヤに近い関係者は「あのキャラは麻世さんに言われてつくったもの。敬虔なクリスチャンだったので、浮気はタブー」と話すが、2004年頃から、2人の対立が深刻化したという。川崎家をよく知る人物が話す。
「ケンカを繰り返すなか、カイヤさんが自宅の鍵を変えて、麻世さんを追い出したのです。麻世さんは以来、マンションを借りて暮らすようになりました」
川崎と長い付き合いがある人物によると、夫婦関係が決定的に崩れたのは2014年のこと。「FRIDAY」がカイヤとギニア人男性とのキス写真をスクープした年だ。カイヤはその後も自身のブログにボーイフレンドとの逢瀬をにおわせる投稿を繰り返した。
〈こないだ、ボーイフレンドとイチャイチャ、にゃんにゃんして、激しくなりまして、気が付いたら足指のネイルがない~!!(中略)そうしましたら、ボーイフレンドの足指のうえにネイルがー!! 不思議~!とてもミラクルな出来事でした!〉(2014年6月18日のブログへの投稿/裁判資料から)
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