「麻世さんは川崎家に2年ほど住み込みで働いた元家政婦の方から300ページにもおよぶ当時の日記を入手して、証拠として提出しています。そこには2人が言い争っていたことは書かれていましたが、麻世さんが暴力を振るう様子は書かれていなかった」(川崎家をよく知る関係者)
この裁判には、ほかにも2つの注目点があった。「夫婦関係が破綻した時期」と「経済的DV疑惑」だ。
「麻世さんは今もお付き合いしている元釣りアイドルのKさんと、当時から交際していました。その交際は夫婦関係破綻前から始まっていたのか、それとも後からなのかが大きな争点になったのです。結果的に裁判所はカイヤさんとギニア人男性の不貞行為が明るみに出た後の、『2015年8月頃には破綻していた』と認定して、麻世さんとKさんの交際は破綻後に始まったことを認めました」(同)
もうひとつの経済的DV疑惑は、川崎がお金を入れず、子供たちの養育費や家賃など一切の費用をカイヤに負担させたというカイヤ側の主張を論拠としたもの。だが、その主張も覆される。