
センター街は渋谷駅の周辺より、仮装をしている外国人や若者の姿が多いようだった。
アニメ映画「ミニオンズ」の仮装をした女性2人を、10人ほどの外国人らが囲んで写真撮影をしていた。
氷が入ったプラスチック製のコップを手にしている人の姿があった。中国人だという20代男性が話す。
「近くのコンビニで酒が買える。ただ、缶のままだと怒られるから、コンビニで売っているこれ(コップ)に入れるんだ」
そのコンビニエンスストアは、渋谷区が酒類の販売自粛を呼びかけている地域内にあったが、酒を販売していた。
店の周辺の路上には10人ほどの外国人が、酒を飲みながらたむろっていた。話しかけたが、
「日本語がわからない。英語も喋れない」
と、片言の日本語で話した。
人が流れた新宿・歌舞伎町

午後5時、新宿・歌舞伎町。
一番街のメインストリートには、すでに多くの人が行き交っていた。
「普段と変わらない多さ」
とキャッチの店員は言う。ただ、やはりハロウィーンの当日とあって、仮装した姿で歩く若者や外国人らがちらほらいる。
「コンビニで化粧落とし買って、ハロウィーンのメイクしよ」
そう楽しげに話す二人連れの女性の声も聞こえた。
なぜ渋谷ではなく、新宿に来たのか。
ウルトラセブンの姿をした男性がくったくなく話す。
「渋谷は規制がかかっているので、新宿に来ました。この格好で渋谷に行ったら、本家(ウルトラセブン)に迷惑がかかってしまうんで」
セーラームーンの仮装をした女性2人も、
「ハロウィーンのイベントに来たのは初めて。渋ハロ(渋谷のハロウィーン)に行きたかったんですけど、今年はダメということで、こっちに来ました」
と言う。
ミニスカポリスや女子高生などの姿をした女性3人組は、新宿に来る前に渋谷に行っていたという。
「警察ばっかりで、騒ぐような雰囲気じゃなかった。立ち止まることができなくて友だちと待ち合わせもできず、こっちに来た。こっちはハロウィーンで盛り上がっていて楽しそう」
「渋谷に来ないで」という呼びかけの結果、新宿に流れてきた人たちがいたようだ。
