環境相のころには「迷言」も飛び出した小泉進次郎衆院議員
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 フリーアナウンサーの滝川クリステルが46歳で第2子を妊娠したことが話題となったが、一方で、夫である自民党小泉進次郎衆院議員(42)の影があまりにも薄い。最近では、今年9月に福島第一原発の処理水放出への風評被害対策として、サーフィンをしてアピールをしたくらい。政治家としての進次郎氏の現状を地元有権者はどう感じているのか。神奈川県横須賀市、三浦市の後援会関係者に話を聞いた。

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 クリステルが第2子妊娠を発表したのは、10月15日。出演中のラジオ番組で「実は第2子を妊娠中で、11月に出産予定です」と公表した。自身のインスタグラムでは、ふっくらしてきたおなかの写真をさりげなく公開し、SNSなどでも高齢出産にエールを送るメッセージが多く寄せられた。

 その一方、進次郎氏は安倍内閣、菅内閣で環境相を務めていたころと比べ、めっきり話題になることが少なくなった。岸田政権では閣僚にも党4役にも入っておらず、時間ができたのか、地元の横須賀市や三浦市に積極的に顔を出している。

 今年7月~9月に進次郎が出席した地元イベントの一例をざっと上げるだけでも、久里浜の商店街でのカレー試食会、三浦半島のおっぱま祭り、自衛隊武山駐屯地の納涼花火大会、石破茂衆院議員ら10人の国会議員と三浦市の海洋事業の視察、横須賀市の病院の特別座談会、横須賀リサーチパークでのトークセッションなどがあり、地元では引っ張りだこのようだ。

「進次郎は相変わらず、地元では絶大な人気ですよ。イベントに集まった人は、進次郎とツーショットを撮りたがって行列ができます」

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「選挙のときだけがんばってもらえればいい」