「分ける派」が「かける」に挑戦するなら…

 最後に、分ける派の人が、かける食べ方にもしチャレンジするなら……。

 塩分濃度が低いと味が薄く感じてしまうため、塩味を強く感じさせる効果のあるブラックペッパーをかける。色が薄いと味も薄く感じてしまうことが分かっており、ご飯と混ぜてからちょっと焼いて水分を飛ばし、味と色を濃くしてみる。そんな工夫をしてみることを高橋さんはすすめる。

 人それぞれの「正解」は、試行錯誤の先にしかないのかもしれない。

(AERA dot.編集部・國府田英之)

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國府田英之

國府田英之

1976年生まれ。全国紙の記者を経て2010年からフリーランスに。週刊誌記者やポータルサイトのニュースデスクなどを転々とする。家族の介護で離職し、しばらく無職で過ごしたのち20年秋からAERAdot.記者に。テーマは「社会」。どんなできごとも社会です。

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