容姿のせいでオーディションに落ち続けた

「城田さんが独立したのは、自分のコネクションで仕事を取れる実力があったからです。テレビや映画でも活躍するかたわら、ミュージカル界でも着実にキャリアを積み上げてきました。今では、国内外のミュージカルスターとの親交も深く、事務所に頼らずとも仕事を取ってこられるほどの実力者です。城田さんクラスになると、数年先までは舞台の予定が埋まっているもの。自分で仕事をつくれる彼にとって、事務所は自由な活動にブレーキをかける存在と感じられる部分もあったのかもしれません」(舞台関係者)

 ガーシー砲以降、地上波では露出を減らしていた城田だが、その裏では舞台や配信ドラマなどで、歩みを止めることなく活動していた。しかも舞台では俳優としてだけではなく、演出も手掛けるようになり、むしろ活躍のフィールドは広がっている。俳優だけでなく、裏方でも才能を発揮できるのは、城田の歩んできたキャリアにある。

「新人時代、城田さんはそのエキゾチックな容姿のせいで“普通の役”にハマらず、オーディションに落ち続けた過去があったとインタビューで語っています。その後、16歳のときにタキシード仮面で、『舞台』という自らを輝かせるフィールドに出ていきました。20代のころは、役の見せ方より自分の見せ方に腐心していたという城田さんですが、30代に入るころには、一つひとつの役に思い入れをもって取り組むようになったようです。2019年にはミュージカル『ファントム』で主演と恋敵のダブルキャストに加えて、演出も担当したり、ミュージカル『エリザベート』で共演した尾上松也さん・山崎育三郎さんと新プロジェクト『IMY(あいまい)』を立ち上げたりするなど、活動の幅を広げてきました」(前出の舞台関係者)

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「もうこれ以上疲弊したくない」