川畑彰子さん(右)と川畑拓也さん(撮影/写真映像部・高野楓菜)
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 AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2023年10月23日号では、ブルーハウス代表取締役の川畑彰子さん、Bitter代表取締役の川畑拓也さん夫婦について取り上げました。

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夫33歳、妻36歳で結婚。高校2年と保育園年長の子ども2人と暮らす。

【出会いは?】共通の友人の食事会で知り合った。

【結婚までの道のりは?】食事の回数を重ねるたび、お互い共通の好きなアーティストのことで意気投合。カラオケで一緒に歌ったり、大好きな海へ出かけたりするうちに交際が始まり、約1年半後に結婚。

【家事や家計の分担は?】基本、食事作りは料理好きな夫が、毎朝のお弁当作りは妻が担う。掃除は主に掃除好きな妻が、洗濯は洗濯好きな夫がするなど、お互い得意な家事を分担している。家計は、基本的に別々。

妻 川畑彰子[44]ブルーハウス 代表取締役

かわはた・しょうこ◆1979年生まれ、千葉県出身。安房南高校卒業。2006年に起業してエステティックサロンの経営、化粧品開発、販売をするブルーハウスを設立。今年5月、同県一宮町でバケーションレンタル事業(貸別荘)を開業

 夫はとても聞き上手で、仕事と子育てで多忙な私の愚痴をよく聞いてくれます。

 好きなアーティストの話で盛り上がったり、カラオケで一緒に歌ったりしているうちに、意気投合。お互い海が好きだとわかり、一緒に出かけるようになりました。

 結婚した時、私には小学2年生の子どもがいました。夫はとにかく子どもに優しくて、サッカーや釣りを教えて一緒に楽しんでいました。家事もよくやってくれて、料理が得意です。けんかもしますが、言いたいことを言い合った後はスッキリ。ハグやキスで仲直りがうちのスタイルです。

 お互い経営者で忙しいですが、週末には海が近い千葉のセカンドハウスに出かけます。海が好きすぎて、5月には念願の貸別荘もオープンしました。さらに忙しくなりましたが、毎日楽しくて充実しています。プライベートも仕事も好きなことを全力でやりたい、時間の無駄を極力省いて毎日楽しく過ごしたい、それが私たち夫婦の求めるライフスタイルです。

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