これらの中でオールスター選出以外は、全て試合に出場して積み重ねることで達成可能なものとなっており、偉業を打ち立てるためには健康でゲームに出続ける必要がある。
ちなみにシーズンとプレーオフの合計出場試合数歴代No.1については、カリーム・アブドゥル=ジャバー氏が1,797試合(シーズン1,560試合、プレーオフ237試合)だったのに対して、ジェームズは昨季までに合計1,703試合(シーズン1,421試合、プレーオフ282試合)。その差は94試合となっている。
層の厚い西カンファレンスでジャバー氏の記録を抜くには、プレーオフを勝ち抜かなければならず、これは12月に39歳の誕生日を迎えるジェームズだけの力では困難。優勝を狙える布陣となったレイカーズだからこそ、今季中の記録更新も可能なはずだ。
レイカーズのシーズン開幕戦は日本時間25日で、昨季覇者のナゲッツが相手だ。果たして、ジェームズはどんなプレーでチームを牽引するのか? そしてレイカーズはプレーオフを勝ち進み、ジェームズの前人未到の記録達成を実現させられるのだろうか?(文/田村一人)