西武が9日から始まる秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」の参加メンバーを発表し、山川穂高が出場することが決まった。
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山川は知人女性への強制性交の疑いで5月下旬に書類送検された後、嫌疑不十分で不起訴処分となり、球団は無期限の公式試合出場停止の処分を下した。3軍で調整を続けていたが、秋季教育リーグは公式試合の対象から外れるため、山川が出場を志願して球団が許可をする形となった。
山川が参加する秋季教育リーグは、どのような大会なのだろうか。
スポーツ紙デスクは、「若手の成長株たちが実戦で鍛錬を積む場所ですね。今年は10月9日から30日まで約3週間の期間開催されます。1軍の主力選手たちも参加します。巨人・秋広優人、中日・根尾昂、石川昂弥、右肘痛からの復活を目指すヤクルト・奥川恭伸、長岡秀樹が参加予定です。若手だけでなく、今季不本意な成績に終わった実績十分のDeNA・山崎康晃も名前を連ねており、調整登板を経てCSファーストステージで1軍合流する可能性があります。試合の勝ち負けより、個々の技量を磨いて首脳陣にアピールする場ですね」と語る。
山川の今回の教育リーグ参加は異例のケースだが、西武が来季の戦力として考えているのだろうか。
「白紙の状態だと思います。教育リーグは公式戦の対象外ですから。無期限の公式試合出場停止をいつ解除するのかという判断は極めて難しい。山川が今オフにFA権を行使する可能性がありますし、現段階で来季の戦力として計算はしていないでしょう」