遅きに失した感もあるが、60年以上にわたって掲げた看板を下ろすことを決めたジャニーズ事務所。社名変更による“追い風”は吹くのだろうか。

「とりあえず、一歩前進ではありますが、『社名変更をしたのだから禊は済んだ』というわけではありません。当初は“タレントに罪はない”との指針をほぼ横並びで表明していたテレビ各局も、大手クライアントの対応を受けて様相が変わってきましたし、今後は番組のキャスティングにも影響を及ぼしそうです。大みそかの『NHK紅白歌合戦』の選考に関しては、業界内でも注目が集まっていますし、来春の各局の改編が一つのヤマ場となりそうです」(スポーツ紙芸能担当記者)

 世論から突き上げられた末、ようやく社名変更という舵を切ったジャニーズ事務所だが、その眼前にはまだまだ激しい荒波が打ち寄せて来ることになりそうだ。

(立花茂)

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