売れない子役時代の伊藤が、心の支えにしてきたのが、ある有名俳優からもらった言葉だという。
「伊藤さんは05年に放送されたドラマ『女王の教室』に生徒役のひとりとして出演していますが、“鬼教師”を演じた主役の天海祐希さんのアドバイスからこんなアドバイスがあったようです。ある日、天海さんから呼びだされ、『怒られるのかな』とドキドキしながら向かうと、『あなたはカメラが自分に向いてないときでも、必ずしっかりお芝居をしている。それができる子は少ない』と褒めてくれたそうです。そして『この先、何があってもその気持ちを絶対に忘れないで。どっかで誰かが見ているし、絶対誰かが見つけてくれるから、そのままでいて』と励ましてくれたとのこと。伊藤はそれをずっと守り、今も大切に心にとめているそうです」(同)
一方、「女優として成功したのは家族の存在が大きい」と言うのは週刊誌の芸能担当記者だ。
「伊藤さんは常々、家族が大好きと言っています。仕事をするうえで、周りの人たちに支えてもらっていることを常に意識していると語っていますが、これは母の口癖である『一人で神輿は担げない』という言葉の影響を受けているようです。『天狗になると親から勘当される』とも話しており、謙虚でいることも心がけているそうです。また、実兄であるお笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介さんの存在もやはり大きい。母は伊藤さんの出る作品をいつもチェックしていたそうなのですが、オズワルドがブレークしてからは兄の出る番組ばかり見るようになって、伊藤さんも『もっと仕事を頑張らなきゃ!』とモチベーションになったと語っています」