この幹部によると、府連で調べたところ、松川氏が研修で参加していたのは一部の日程だけだったとみられ、
「女性局長という立場なのにおかしいです。問題は市議の2人よりも松川氏だろうと。今も説明を求めるべきだという意見もあります」
と批判する。
8月20日、松川氏が党内で所属する安倍派は長野県で研修会を開いた。マスコミのお目当ても松川氏にあったようだが、
「松川氏と広瀬めぐみ参院議員の姿を見ることはなかったです」
と出席していた安倍派の国会議員が話す。
広瀬氏も炎上後は岩手県知事選の応援控えて“雲隠れ”か
広瀬氏も松川氏とともに炎上した“エッフェル問題”の一人だ。
松川氏と同様に、フランスでの観光旅行の写真と見られてもおかしくない写真をSNSに投稿し、炎上した。
しかし、批判が高まると松川氏と同様に雲隠れしている。
広瀬氏は、昨年夏の参院選で岩手県選挙区から立候補し、野党候補に勝利した。その地元・岩手では、県知事選の真っ最中だ。5期目を目指す現職の達増拓也知事と、自民党の元県議で民放局の元アナウンサーの千葉絢子氏との一騎打ちとなっている。
「参院選では、達増氏や小沢一郎氏に近い野党候補に広瀬氏は競り勝ちました。知事選も構図は同じ。1年前の再来を、と広瀬氏と千葉氏は並んで支持を訴えていましたが、フランス研修の炎上で批判が殺到し、対応に苦慮しています」
と自民党の岩手県連幹部が打ち明ける。