10対3の勝利後、ヒーローになった長野は「最高の気分です。見たこともないもの(ランニングホームラン)をまさか自分がやるなんて思わなかった。信じられない」と大喜びだった。

 騎西は2回戦も大宮南に10対6と打ち勝ち、3回戦で鷹野史寿(近鉄-楽天)、清水隆行(巨人西武)が3、4番を打つ浦和学院に1対5で敗れたが、長野はいずれの試合でも三塁打を記録し、打点を挙げている。

 また、95年の大阪大会3回戦、箕面学園vs貝塚では、箕面学園が1イニング2本のランニングホームランを記録。2本目は満塁ランニングホームランというビッグなオマケも付いた。(文・久保田龍雄)

●プロフィール
久保田龍雄/1960年生まれ。東京都出身。中央大学文学部卒業後、地方紙の記者を経て独立。プロアマ問わず野球を中心に執筆活動を展開している。きめの細かいデータと史実に基づいた考察には定評がある。

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