田中将大(楽天)が21年にヤンキースから8年ぶりに古巣復帰した際の、2年契約で年俸9億円プラス出来高が日本プロ野球史上最高年俸といわれている。バウアーが来季も日本でプレーするならば、この最高年俸を更新する可能性が出てくる。
DeNAファンの心をつかみ、来季の残留を熱望する声が多く上がっているが、今は1998年以来25年ぶりのリーグ優勝を目指すことに集中しているだろう。DeNAは投打のバランスがセ・リーグで最も良く、プレーの質を高めれば頂点が見えてくる。阪神、広島、巨人と混セの優勝争いを制することができるか。今後もバウアーの一挙手一投足が注目される。
(今川秀悟)