放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、韓国旅行について。
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先週末、仕事で韓国のソウルに行ってきました。コロナ禍中は海外はどこにも行ってないので、4年ぶりの海外です。久々に行った韓国はかなり面白かったです。
まず入国。僕は金浦空港だったのですが、コロナに関しては事前にスマホでアンケート的なことに答えて発行されるQRコードをかざすだけであっさり入国。僕は夕方に到着したのですが、土曜なのに10分も待たずに出ることが出来ました。
ちなみに、先に到着していたスタッフは早朝便で来たらしく、その時は、入国のチェックが激込みだったらしく、2時間かかったと。土曜の早朝来て、二日遊んで日曜日に帰る一泊二日の人が多いんでしょうか?
街中では、マスクしてる人はそんなに目につかない感じ。夜、いくつか街を歩きましたが、若い人で言うとほぼマスク姿を見かけなかったです。僕もマスクをせずに、韓国を歩いているだけで、コロナ前の気持ちを思い出し、なんか一人勝手に感動。
昼、ソウル市内のとある街を歩いていると、見たことある漫画のイラストが飾られている場所に長蛇の列。あれ?なにこれ?と思って、もうちょっとよく見てみると。ある漫画の企画展?的な物をやってるようで。何だろうと思っていると・・・。なんと「スラムダンク」でした。映画のヒット以降、爆裂な人気らしく。企画展的なものにもとんでもない行列だったので、韓国でのスラムダンク人気のすごさは本物なんだなと。
ちなみに、映画「スーパーマリオ」もかなりヒットしていて、コンビニ的なところで、日本では見ることのできないマリオのお菓子が売ってたり。
でも、マリオ以上に、コンビニのお菓子売り場に売っていた人気アニメキャラ。それは「クレヨンしんちゃん」でした。日本でも知らない人はいませんが、韓国では日本よりさらに熱いです。レジ横にもクレシングッズが置いてあるほど。結局、日本発のIP(知的財産)が人気になってるところを見ると勝手に誇らしくなります。