城之内早苗(撮影/戸嶋日菜乃)
城之内早苗(撮影/戸嶋日菜乃)

 そんな城之内が「夕ニャン」を担当していた16歳上のフジテレビ局員と結婚したのは、36歳の時。

「主人は私のデビュー曲『あじさい橋』のPVを撮ってくれた人でもあります。1年に2回くらいお会いする感じでしたが、30歳すぎまでは連絡先すら知りませんでした」

 5月17日には、東京・赤坂のMZES(エムゼス)東京で「バースデープレミアムライブ」を開催する。

 先述した「あじさい橋」や昨年1月に発売した「しあわせワルツ」などを歌う予定だ。おニャン子時代の曲は歌わないんですかと聞くと、

「おニャン子には、本当にいい曲が多かったんです。おニャン子のメンバーは歌が下手だって言われてたけれど、意外にみんなよく歌っていたと思います。今歌うと、こんなクオリティーの高い歌だったんだと改めて感じます。おニャン子を知らない世代のみなさんに知ってもらうためにも、知っている世代の方にはなつかしんでもらうために、今回のライブでは、ちょっとだけでも、おニャン子時代の名曲を入れられればいいなと思っています」

 17日のライブのチケットは既に完売したが、ライブ配信でも視聴できるという。おニャン子時代を知る人も、そうでない人も楽しめるライブになりそうだ。

(AERA dot.編集部・上田耕司)

※「バースデープレミアムライブ」はツイキャスでも生配信される

https://twitcasting.tv/c:mzes/shopcart/225456

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上田耕司

上田耕司

福井県出身。大学を卒業後、ファッション業界で記者デビュー。20代後半から大手出版社の雑誌に転身。学年誌から週刊誌、飲食・旅行に至るまで幅広い分野の編集部を経験。その後、いくつかの出版社勤務を経て、現職。

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