大谷は2017年オフにポスティングシステムでエンゼルスに入団。会見では「エンゼルスと縁みたいなものがあると感じた」と語っていた
大谷は2017年オフにポスティングシステムでエンゼルスに入団。会見では「エンゼルスと縁みたいなものがあると感じた」と語っていた

「今年の成績次第で提示される年俸が変わってくると思いますが、10年総額5億ドルという条件になると、ドジャース、ヤンキース、メッツの3球団に絞られてくる。大谷はコンディション作りを重視するので、肌寒い気候の東海岸の球団は移籍がイメージしにくい。エンゼルスの本拠地・アナハイムに近いロサンゼルスに拠点を置くドジャースが最有力候補になる。シーズン終盤まで優勝争いができる環境でプレーしたいという大谷の思いも叶えられます」

 ドジャースは13年から昨年までの10年間で9度の地区優勝、10年連続プレーオフ進出を誇る強豪チームだ。昨オフはジャスティン・ターナー(レッドソックス)、トレイ・ターナー(フィリーズ)、コディ・ベリンジャー(カブス)ら主力選手と契約を結ばず資金面で余裕がある。元レッドソックスで35歳のベテラン、J・D・マルチネスを指名打者で獲得したが1年契約だ。大谷を獲得した場合は指名打者で受け入れる準備ができている。先発ローテーションもコマがそろっているため、中5日の登板間隔に支障はない。(ライター・今川秀悟)

AERA 2023年6月19日号より抜粋

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