「Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~」(AbemaTV、19年1月5日放送)では、同番組に出演していたSHELLYがロケで鈴木と一緒だったときのエピソードを暴露していた。鈴木は元夫が電話に出ないと不安が募り、何度もかけてしまったり、撮影を終えるとすぐにLINEをチェックしたりしていたという。元夫から返事がないと、そこから鬼電が始まり、鈴木は「全然出ない! 何してるの?」と多いときは20~30回も電話するとか。こうした束縛が元夫にとっては負担だったのかもしれない。その一方で、金銭的な“格差”についてはあまり問題となっていなかったようだ。

「夫との家計事情について過去にバラエティー番組で明かしていますが、鈴木は夫が給料をいくらもらっているか知らず、夫も鈴木の収入は知らないそうです。また、家賃も生活費も夫が全て出してくれており、『私には一切お金を出させない』と話していました。そんなところを見ると、夫もそこそこ稼いでいる方だったのかもしれません。金銭感覚の違いはあるかもしれませんが、格差婚というわけではなかったようです」(女性週刊誌の芸能担当記者)

 離婚した今も、元夫との関係は良好のようだ。

「元夫とは、中学時代の同級生のお友達に戻れたと先日放送されたバラエティー番組で語っています。一方、相手に彼女とかができたら、連絡を取り合うのは考えないといけない、区切りをつけないといけないとも思っているそうです。今も友達関係ということは、離婚原因に不貞行為や金銭トラブルなどがあったわけではなく、円満離婚だったのでしょう。鈴木は明るくて愛嬌があり、純粋なところが好かれているタレントでもあるので、離婚したことは今後の活動に何ら影響を与えないでしょう」(前出の編集者)

 番組でも共演経験があるという元「週刊SPA!」芸能デスクの田辺健二氏は、鈴木についてこう話す。

「実際の鈴木さんは裏表がまったくなく、自然体で番組をしっかり盛り上げる天性のタレント力を持ち合わせた人です。これまでは結婚生活を大切にし、地元の茨城県に住みながら常磐線で東京に通うという、いわば“最強の素人タレント”というのが彼女の魅力でもあり、強みでもありました。いい意味で“芸能人っぽくない所作”がバラエティーの平場でもハマっていましたし、無呼吸レベルの必死さで繰り出すトークにもちゃんと華があって、特に芸人さんとの相性は抜群です。しかし、プライベートとの両立を図るため、今までは仕事をセーブせざるを得なかった側面もあったかと思います。離婚して、芸能活動に打ち込める環境は整ったはず。自然体の素人感は残しつつも、持ち前のガッツと愛嬌でぜひともフルスイングしてほしい」

 離婚すらも明るく話せる鈴木のポジティブさは、これからも芸能界で重宝されそうだ。

(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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