あけまして おめでとうございます!
さあ、ついに2015年が幕を開けましたね。
今年はどんな年になるのでしょうか。よい年だといいですね。
今回は、皆さまのご多幸を祈りながら、年の始めにちなんで商売繁盛、家内安全、合格祈願、恋愛成就……など、運気アップを願うあまたある世界中のお守りから、幸せを招いてくれる「開運・お守り人形」を3つご紹介します。
インテリアにもなる表情豊かな人形たちに、あなただけの願いを込めてみませんか。

南米ボリビア地方に古くから伝わる、福を招くお守り「エケコ人形」
南米ボリビア地方に古くから伝わる、福を招くお守り「エケコ人形」

南米ボリビアで人気の「エケコ人形」

福を招くお守りとして、南米ボリビア地方に古くから伝わる「エケコ人形」は、ちょびヒゲを生やした憎めないオジサン人形です。
小太りでタバコ好き、毛糸の帽子をかぶった風貌は愛嬌たっぷり。恋愛運や金運アップ、子宝効果など、複数の願い事を叶えてくれる、スピリチュアルなパワーを持った人形として知られています。
何より人気の秘密は、このエケコ人形の簡単かつユニークな使い方にあります。
●エケコ人形への願いの込め方
① その年に手に入れたいミニチュア品を首にかける。
ミニチュア品はセットで売られている場合が多く、たくさんの種類があります。恋愛運アップにはハート形のチャーム、金運アップにはお金、子宝祈願には赤ちゃん人形など、願い事にちなんだオリジナル小物でもOK。
② 西の方角に向けて置く。
③ エケコおじさんはたばこが大好きなので、毎週火曜日と金曜日に火をつけていないタバコを口にくわえさせると、願い事が叶うまでの時間が短くなるそう。
④ 部屋の中を常にキレイにしておく。
中には、エケコ人形の顔が見えなくなるくらいのミニチュアを首に下げ、エケコおじさんに満願成就の思いを込めて話しかける人も!

日本でも有名な、ロシア「マトリョーシカ」

2014年ソチ冬季五輪スノーボード(スロープスタイルコース)の障害物として、巨大なマトリョーシカが設置され話題になりました。
木製の入れ子構造になった「マトリョーシカ」は、ロシアを代表する民芸品。可愛い女性像が描かれた人形の胴体をひねると上下に分割され、中から次々と小さな人形が出てくる様は、子宝を連想させます。
家庭円満、安産・子宝のお守りとして人気があり、贈り物にしても喜ばれるでしょう。
さらに、すべてのマトリョーシカを横一列に並べれば、インテリアとしても可愛らしさが引き立ちます。
●マトリョーシカへの願いの込め方
① 一番小さな人形にふ~っと息を吹きかけながら、願いを込める。
最も小さな人形はロシアでは“希望”と呼ばれ、この小さな女の子に息(願い)を吹きかけて閉じると、彼女が旅に出て持ち主の願いを叶えてくれるという言い伝えが。
②  悲しみ、孤独感、怒り、不安、憂鬱、失望、嫉妬、恨み……などのネガティブな感情の場合は、反対に大きな人形に込め、負の感情を人形の中に閉じ込めるるようにします。
マトリョーシカには、負の感情もどんどん小さくして、閉じ込めてくれるという言い伝えがあるのです。

日本といえば、やっぱり「だるま」

初詣に出かけると、縁起担ぎについ買いたくなってしまう「だるま」。
最近は「受験だるま」「婚礼だるま」「金入りだるま」など、カラフルな色のだるまが目を引きますが、元祖は「福だるま」です。
赤色の持つパワーには魔除けの意味があり、豪快な眉毛は鶴、髭は亀と、縁起のいい動物のカタチをかたどっていることをご存じでしたか? そこで、年の初めにふさわしく、知っているようで知らない、だるまの目の入れ方を再確認!
●「だるま」の目の入れ方
① 大安、友引、先勝といった吉の日を選びましょう。
② 心を鎮めてだるまに願いを込めながら、だるまの左目(向かって右目)に墨入れする。この瞬間に命が吹き込まれ、だるまが“開眼”するといわれています。
③ 願いが叶ったとき、または大晦日に一年を振りかえり、感謝の心を込めて右目(向かって左目)を入れる。
④ 一年間「身代わり」になってくれた厄落としとして、神社・仏閣などでお炊き上げ供養をしてもらう。

たくさんある祈願項目!

皆さんも初詣に行かれた際に、お守りを購入したり、おみくじを引いたりすると思いますが、祈願目的は下記の通り非常にたくさんあるんです。
家内安全、身体健全、当病平癒、心願成就、合格成就、進学成就、学業増進、交通安全、商売繁昌、千客萬来、事業繁栄、社運隆昌、安産成就、発育成就、良縁成就、罪障消滅、除厄開運、除災得幸……。
十人十色、さまざまな願いや希望がありますが、今年はちょっと冒険して世界の「開運・お守り人形」に願いを託してみるのも一興ですね。