皇族方は、幼稚園から大学まで学習院で学ばれるもの......そんな"常識"が過去のものになりつつあるようです。秋篠宮家の次女・佳子さまが、学習院大学を中途退学され、受検されていた国際基督教大学(ICU)に無事合格されていたことが10月30日に発表されました。
学習院はもともと、1847年に、孝明天皇が京都御所内に設置した学習所がルーツ。皇族・華族の子弟向けの教育機関としてスタートした大学です。戦後の学制改正で「華族の学校」という存立の概念がなくなった後も、皇族方が進学される学校というイメージは変わりませんでしたが、ここにきて学習院以外の大学を進学先に選択される皇族方が目立っています。
佳子さまの姉の眞子さまは2014年にICUをご卒業されていますし、弟の悠仁さまも2013年に学習院初等科ではなくお茶の水女子大学付属小学校にご入学されています。同じ2013年に、高円宮家の長女・承子さまは学習院女子大学・英国留学を経て、早稲田大学をご卒業。三女・絢子さまは、城西国際大学をご卒業されました。ただ、佳子さまの場合、一度入学された学習院大学を中退してのチャレンジ、ということで、より注目を集めたようです。