櫻井淳子&欅坂46織田奈那のW主演作品『未来のあたし』国際短編映画祭にノミネーション
櫻井淳子&欅坂46織田奈那のW主演作品『未来のあたし』国際短編映画祭にノミネーション

 櫻井淳子と欅坂46のメンバー織田奈那のW主演作品『未来のあたし』が、国際短編映画祭【ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2018】のジャパン部門にノミネーションされた。
『未来のあたし』予告&画像(全8枚)

 本作品は、映画『ヒーローマニア -生活-』『森山中教習所』『花宵道中』などの作品を手掛けてきた豊島圭介監督がメガホンをとるショートフィルム作品。櫻井淳子が演じる46歳の家庭をもつバリバリのキャリアウーマンが、過去にタイムスリップし、高校時代の自分に出会う話となっている。

 撮影は2018年初頭に豊島監督と織田奈那の共通の故郷、浜松にて敢行され、織田奈那はその主役の高校生時代の役を熱演。普段はグループでの活動が多いこともあって、リハーサル当初は心細さと緊張で演技に固さも見られた彼女も、監督からの指導とベテラン女優・櫻井淳子のリードもあり、しっかりと役作りをして本番に臨んだ。

 豊島監督の作品に織田奈那が参加するのはドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか』以来二度目。このショートフィルムの制作プロジェクトはクリエイティブディレクター・原野守弘、作曲家・山本清香など、浜松出身の多彩なスタッフで固められ、また浜松市の撮影への全面協力などもあり、同じ浜松出身である織田奈那が抜擢された。同じく主演を務める櫻井淳子は豊島作品へは初参加となる。

 また、本映画祭に豊島監督の作品がノミネーションされるのは2015年のDefTech MICROが主演した『すけ坊』以来3年ぶり二度目。ジャパン部門からは、優秀賞やオーディエンスアワード(観客賞)などが選出され、さらにグランプリは次年度の米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品にもなる。映画祭は、2018年6月4日から始まる東京開催を皮切りに、日本各地のナショナルツアー、日本国外での開催と展開される。

◎動画
予告編:https://youtu.be/zB7QwwoWBk0

◎櫻井淳子-コメント
今回ノミネートされ、とても嬉しいです。
とにかく、この『未来のあたし』を沢山の方々に観てもらいたいです。

この映画を観て、私も昔の私に会って沢山話したくなりました(笑)
仕事と子育てに追われていると現実逃避したくなる時もありますが、作品を見終えて私も大人の真理のようにふっと肩の力が抜けて心に余裕が出来た感じがしました。
皆さんにも同じ感覚を味わってもらえたら嬉しいです。

◎織田奈那-コメント
自分が参加させていただいた作品がノミネーションされたことはとっても嬉しいですが、まだ自分のことじゃないみたいでとても驚いています。あまり演技の経験がないので他の方からみて、自分の演技がどのように映るの分かりませんが、全力で頑張ったので何か感じて頂けたら嬉しいです。
<作品について>
自分の演技を客観的にちゃんとみたのは初めてだったので少し恥ずかしかったです。演技してる自分が自分じゃないみたいでした。
演技にはまだ自信はありませんが、今回で演技をすることがすごく楽しいと感じることができました。
そして、自分の未来のことについて考えるというのは誰しも学生時代にあったと思うしだれもが悩むことなのでこの作品をみて、今未来のことについて考えてる人もまだ考えていない人も自分の未来を前向きに考えてくれたらいいなと思います。

◎豊島監督-コメント
高校生の自分に会ったら何を伝えるだろう。大人になった自分と会ったらどんな話をするだろう。そんな誰もが抱く思いを描きました。見る人を照らす鏡みたいな映画になっていたらいいなあと思います。