■3位:ステフィン・カリー(2009年、全体7位)

826試合、24.3点、6.5アシスト、4.6リバウンド

 シーズン、通算の両方で3ポイント成功数の記録を持つカリーは、名実ともに史上最高のシューターだ。平均スタッツだけをみるとハーデンを下回っているが、4度のNBAチャンピオンと2度のシーズンMVPの実績があり、なにより現代バスケを象徴する選手であることが彼の価値を大きく高めている。劇的な1年となった21-22シーズンを経て、ウォリアーズはカリーと共に再び王朝を築くだろうか。


■2位:ケビン・デュラント(2007年、全体2位)

939試合、27.2点、4.3アシスト、7.1リバンド

「現在のNo.1プレイヤーは誰か」と聞かれたら、デュラントの名前を挙げる人は多いのではないだろうか。4度の得点王とキャリア通算での平均27.2点は現役選手でトップの数字だ。キャリアでFG成功率49.6%、3ポイント成功率38.4%が示す通り歴代屈指のスコアラーで、2度のファイナルMVPに輝くなど大舞台での勝負強さを誇る。今後のキャリア次第では「G.O.A.T(史上最高)」論争に加わる可能性もある。しかし、デュラントは現在所属するネッツに対してトレードを要求しており、この交渉が難航中だ。彼の移籍はリーグの勢力図を大きく変える可能性があり、その行方に注目が集まる。


■1位:レブロン・ジェームズ(2003年、全体1位)

1,366試合、27.1点、7.4アシスト、7.5リバウンド

 愛称通りの“キング”であり、長きにわたってNBAのアイコンとして君臨し、37歳となった今でもトッププレイヤーの一人として活躍するのがレブロンだ。彼の功績を改めて紹介する必要はないかもしれないが、4度のNBAチャンピオンとシーズンMVP、特にキャバリアーズでの15-16シーズンのファイナルは史上初の1勝3敗からの大逆転劇で頂点を掴み取った。マイケル・ジョーダンとの「G.O.A.T」論争は決着しそうにないが、目標と語る息子・ブロニーとの共演も近づきつつある残りのキャリアでどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。


 この他にもランキングに加えるべき選手が多くいることは間違いないが、様々な切り口から順位をつけるのもプロスポーツの楽しみ方の一つだろう。今季の開幕は10月19日。どんなシーズンになるのか、今から楽しみだ。

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