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きょう20日は、九州や四国から関東で断続的に強い雨が降っています。鹿児島県や和歌山県などでは非常に激しい雨が降った所があり、正午までの24時間雨量は300ミリに達した所もあります。

太平洋側に発達した雨雲

きょう20日は、活発な梅雨前線の影響で、九州や四国から関東で断続的に強い雨が降っています。鹿児島県大口市で1時間に74.5ミリの非常に激しい雨が降りました。大口市では正午までの12時間で約240ミリ、24時間で約320ミリの雨を観測。平年6月の5割近い雨が、わずか半日程度で降ってしまいました。九州ではそのほか、宮崎県えびの高原や本県湯前町の横谷で正午までの24時間雨量が320ミリを超えています。

近畿地方でも非常に激しい雨

また、和歌山県でも非常に激しい雨を観測しました。朝は田辺市龍神で1時間に58.5ミリ、昼前には有田川町で1時間に62ミリと、滝のような雨が降りました。近畿地方では和歌山県や奈良県付近に断続的に活発な雨雲がかかっており、大阪府も正午現在、広い範囲で雨が降っています。

午後も局地的に非常に激しい雨

今夜にかけても九州から関東では太平洋側を中心に発達した雨雲がかかりやすいでしょう。近畿地方では夕方にかけて局地的に非常に激しい雨の降る恐れがあります。正午現在、九州や四国、近畿には大雨警報や洪水警報、土砂災害警戒情報の発表されている地域があります。土砂災害や河川の増水、氾濫などに引き続き警戒が必要です。また、18日に発生した大阪府北部の地震で揺れの大きかった地域では、少しの雨でも土砂災害の発生するおそれがあります。雨が弱まっても崖などの急な斜面には近づかないようにしてください。