◆ 乾燥野菜の即席みそ汁
最後に紹介したいのは、スープジャーに材料を入れて混ぜるだけという、簡単すぎる発酵スープ。抜群の保温性が特徴のスープジャーに、朝、材料と発酵調味料を入れ熱湯を注いでおけば、ランチタイムにはおいしく食べられる。おすすめなのが、切り干し大根などの乾燥野菜や干しえび、干し貝柱、乾燥わかめなどの乾物。そのまま入れて、熱湯を注いで時間をおくと、スープジャーの中でゆっくり戻されることで乾物のうま味がじわじわと抽出され、発酵調味料のうま味も加わって、おいしいスープが完成する。
乾燥野菜の即席みそ汁1人分の材料は、
切り干し大根・乾燥野菜ミックスなど好みの乾燥野菜 7グラム
玉ねぎ醤ペースト 小さじ1
合わせみそ 大さじ1
熱湯 200ミリリットル
全ての材料をスープジャーに入れ、よく混ぜて蓋をする。30分ほどで乾燥野菜が戻ったら、もう食べられる。包丁を使わずに、ラクに食物繊維を摂取することができるうえ、発酵調味料を使うので味が決まりやすい。在宅勤務中はもちろんオフィスでも、手軽に腸活を続けることができる。
(構成 生活・文化編集部 森 香織 写真 野口健志)