ただしこのオフに契約延長まで話が進まなければ、来年のオフには大谷がフリーエージェントになるという明確なデッドラインがある以上、エンゼルスは時間の経過とともに交渉相手に足元を見られるリスクを負うことになる。エンゼルスとしては大谷と契約延長するにせよトレードに出すにせよ、捻出した貴重な時間を1秒たりとも無駄にはできない。

 今回の契約合意は大谷の去就を巡る序章に過ぎない。そのことを念頭に置きつつ、次の幕が上がるのを待つことにしよう。(文・杉山貴宏)

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