「勝てば官軍かもしれない。しかし同時に誰もが巨人軍に求めるのは伝統、歴史、誇り。(グラウンド外での)様々な問題もそうだが、根本的な部分が希薄になりつつある。今こそ原点に戻るべき。そのためにも生え抜きの強く逞しい選手を育て上げ、そういう選手で勝利を掴み取ることが大事。(FA補強で選手が獲得できないことは)むしろ未来のために良いことかもしれない」(巨人OB)

 FA補強に苦戦するのは悪いことではなく、むしろ歓迎する声があるのも事実。巨人軍が生まれ変わるために良い機会だと感じている人も多い。あとは編成の権限も有する原監督がどう判断するかだ。常に勝利を求められるチームだけに判断は難しいだろう。だが、最近のプロ野球の流れを見る限り、球界の盟主も“変わる時”が来ているのかもしれない。

暮らしとモノ班 for promotion
「昭和レトロ」に続いて熱視線!「平成レトロ」ってなに?「昭和レトロ」との違いは?