「日曜日の初耳学」(TBS系、2022年10月23日放送)では、2012年に放送されたドラマ「最後から二番目の恋」(フジテレビ系)がターニングポイントになったと語り、「この作品があるから、女優という仕事に身も心もささげたいと思える気持ちになった」と告白。本読みの時に監督から「何か違う」とずっと言われ、心がポキっと折れたという内田。しかし、このままで現場に入ってはいけないと思い、演技コーチに付いてもらって台本の解釈の仕方や役作りの方向性など、相談しながら役と向き合ったという。それからは、日常の生活の中に演じている役柄を取り込んだり、自宅で自身の演技を撮影して細かい見え方をチェックしているという。
ちなみに、「最後から二番目の恋」では極度の人見知りかつ情緒不安定で、時々部屋に引きこもってしまうという、これまでの内田の印象とは違う役柄を演じている。
「実際、役作りはかなり丁寧な印象を受けます。『華麗なる一族』で愛人役を演じた際は、声のトーンからしぐさ、目つきなど細かく監督と特徴を作っていったとインタビューで話していました。セットができあがるとダイニングやリビング、寝室など、普段どのような動線で動いているのか監督と相談。また、何度も家の中でシミュレーションをして、自宅でヒールのあるスリッパを履いたり、体にフィットする洋服で過ごしていたそうです」(同)
■マネージャー兼パートナーは元有名俳優
加えて、「マネージャー兼パートナーの存在も演技力を高めた一因では」と語るのは週刊誌の芸能担当記者だ。
「最近、かつては表舞台で主役をしていたほどの元俳優が現在、内田さんのマネージャー兼パートナーであると自ら公表して話題になっています。その正体が現在は引退している元俳優の柏原崇さんで、事実婚の関係だと週刊誌などが報じました。最初は演技コーチをやってもらっていたようですが、今では家族のような存在になったと語っています。内田いわく、そばに演技のコーチがいてくれることで、そのシーンのクオリティーが上がるとか。着実に演技力をつけてきた内田ですが、20代の元気なイメージから華やかさや色気も感じるたたずまいへと変化し、うまく作品とマッチして、高い評価を得ているのだと思います」