岸田首相と話をする荒井勝喜首相秘書官(写真右)
岸田首相と話をする荒井勝喜首相秘書官(写真右)

 同性がお付き合いするのは、かつては押し殺されていたというか、権力によって抑え込まれていたわけじゃないですか。でも、いまは同性同士のお付き合いは身近になってきて、お付き合いだけでなく、同性で結婚もしたいという流れになっている。世界的に見れば、先進国では同性婚が認められているところもある。それは、力で抑え込む政治をしてないからですよね。

 LGBTQの人たちのことだけでなく、抑え込むような政治をやるような国でいいのか? と思うんですよね。抑え込まない政治というのは、個々を尊重するわけだから、同性婚にしたって認めていかなければならないのではないかと思う。認める認めない以前に、同性婚がなぜダメなのかがわからない。

 同性婚がダメなのは、子どもを持つ、持たないが理由なのか? 併せて考えるのが、岸田首相の少子化対策だけど、異次元の少子化対策を講じるといっているけど、フランスのように事実婚を認めて、事実婚の家族が子どもを持つこと受け入れたら人口は増えるかもしれない。

 人口を増やしたいとなったときに、あれもダメこれもダメってしていたら子どもなんて増えていかないでしょう。未婚で子どもを持とうが、事実婚で子どもを持とうが、その全員を認めて、受け入れていく社会になれば、そりゃ少子化は食い止められるかもしれない。

 自分たちの尺度の理想だけで「この国はこうあるべきだ」みたいに語っているような気がしてならない。結婚しない選択もある、子どもを持たない選択もあるなかで、少子化をどうにかしなければならないのだったら、同性婚もしかり事実婚も結婚制度はどのような婚姻関係でも「認めていきなさいよ」と思う。

 LGBTQの人たちが結婚しても、僕らに何か迷惑がかかるか!? 男性と女性の結婚と同様に、幸せしか生まないと思うんですよ。愛する者同士が結婚するのであれば、その時点では不幸は生まないですよね。迷惑もかからないし。

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