俳優生命の危機にもなりかねないスキャンダルがありながら、人気が衰えなかった理由について、芸能評論家の三杉武氏はこう述べる。
「デビュー当初はセレブで華やかなイメージが先行していましたが、実際は昔から気さくで飾らないサバサバとした性格だったようです。男前で姉御肌な気質で、男女を問わず同世代や年下の共演者からも慕われていました。最近はそうした素の部分を前面に出すことがプラスに働いているのでしょう。もともと競馬好きとして知られていますが、先月放送された『A-Studio+』では仲の良い山田優さんから楽屋で競馬新聞を広げてレースの予想をしていたことを暴露されたり、お姉さんと口論から殴り合いのけんかをした“武闘派”エピソードも紹介されたりしていました。こうした話をオープンにすることで新たな支持層も広がっているのではないでしょうか」
主演ではなくても、名脇役として作品を盛り上げる香里奈。今後も需要が尽きることはなさそうだ。
(丸山ひろし)