金谷が優勝した直後、日本の選手たちがあつまってきて、ペットボトルの水をかけたんですって? あれは日本独特の祝い方だと思うので、世界ではやったら面白いな。
さて米PGAツアーの「フェニックスオープン」(2月9~12日、アリゾナ州スコッツデールのTPCスコッツデールスタジアムコース)です。2度優勝している松山英樹(30)は初日の93位から決勝へ滑り込み。25位で迎えた最終日はチャージをかけられず、29位でした。
その前の週に一緒にごはんを食べて、練習も何度か見に行かせてもらいました。首のことがあったりでまだまだ本調子ではないんですけど、その中でも、ダメかなあと思ったらはい上がってきて、きちんとあそこにいるという。
「体調がよくなるまでは、意地でもあの位置で頑張る」というところも、英樹らしくていいですよね。もうちょいじゃないですかね。ショットもいい感じだと思うし。
丸山茂樹(まるやま・しげき)/1969年9月12日、千葉県市川市生まれ。日本ツアー通算10賞。2000年から米ツアーに本格参戦し、3勝。02年に伊澤利光プロとのコンビでEMCゴルフワールドカップを制した。リオ五輪に続き東京五輪でもゴルフ日本代表監督を務めた。セガサミーホールディングス所属。
※週刊朝日 2023年3月3日号