テミン(撮影・田中聖太郎)
テミン(撮影・田中聖太郎)
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 今年26歳を迎え、SHINeeの一員としてはもちろん、ソロアーティストとしても活躍の幅を広げているテミン。ツアーでの思い出や活動にかける想いを語った。AERA 2019年11月11日号から。

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──SHINee(シャイニー)としての活動は10年以上になりますが、現在はグループでの活動と並行して、テミンさんはソロでも活動中です。今年6~8月に行われた日本での全国アリーナツアーや、写真集『PORTRAIT』の出版など、ソロアーティストとしては初めての経験も多いと思います。どんな気持ちで挑戦していますか?

 SHINeeで経験したことがほとんどですが、一人で活動するのは新鮮な気分です。初めて経験するような気持ちでやっていますが、結構緊張もしています。

 SHINeeにはSHINeeの魅力がちゃんとありますよね。メンバーが集まって表現するパワーがある。一人での活動は、それをマネするのではなく、自分の色、自分らしさを見せることに集中しています。でもまだ悩みながらやっている状態。いつかはSHINeeのように、テミンという自分のスタイルが見えてほしいです。

──アリーナツアー「TAEMIN ARENA TOUR 2019~XTM~」も全17公演と駆け抜けました。

 いつもファンの皆さんがこんなにいるって感謝しているんです。ペンライトもとてもきれいですし、ファンの方と一緒にバラードを歌うのも印象に残っていますね。

 SHINeeのときは、とにかく僕はがんばって踊ってました。それが僕の役割だと思っていて。ステージ上で(メンバーの)キーさんやミノさんがファンに声をかけて盛り上げていたけれど、僕はあまり意識していなかったんです。自分の役割だけをがんばっていたようなところがあったんですけど、今はファンの皆さんと共感することが本当に大事だなと思って。そこは自分自身変わったなと思います。

 でも改めて、メンバーは素晴らしいなと。以前、テレビの「しゃべくり007」に一人で出ましたけど、バラエティーはすぐに反応することが大事じゃないですか。でも僕はそれがあまり得意じゃないんです。面白く話す才能もあまりないというか……。キーさんだったらもっと上手なのにと思いました(笑)。不安もありますが、一人でもちゃんとやりたいと思っています。

──おいしいものが大好きというテミンさんですが、今回のツアーでおいしかったものがあれば教えてください。

 ツアーでは毎回、おいしいものを探して食べに行くんですが、今回は大阪で食べた油そばがおいしかったです。僕は酸っぱいのが好きなんで、お酢をたくさん入れて。あとは玉ねぎのトッピングですね。これもいっぱい入れます。食べたことないですか? そう、僕は日本の方よりも詳しいんです(笑)。

(編集部・大川恵実)

AERA 2019年11月11日号より抜粋